映画で市の全体を見渡す場所として何度が登場する「いろは峠」。
写真は蒲郡市の西にある「三ヶ根山スカイライン」の途中の場所。
前の木が高くなっているが、正面に見える山の形、海の風景などほぼこのあたりの場所で間違いないかと。
「いろは峠」という名前は映画の中の架空名称のよう。
映画のラスト前、大田原市長(ハナ肇)を追放しようと市議会議員・松永(山茶花究)たちが演説を行う市庁舎の屋上。
それに続いて鉄鋼会社社長の島千蔵(伴淳三郎)が市長を擁護する演説を行う。
蒲郡市役所の旧館の屋上にまだ演説をした建物が残っていた!奥の高い建物が新館。
東京から島社長の代理として東三市にやって来た部下・北野真一(高島忠夫)が宿泊する割烹旅館「東月亭」。
これは麻布田能久HPの管理人さんの調査によると、実在した「海月」という割烹旅館で、写真の真ん中の住宅の場所にあったとのこと。
写真左手前の白い建物は「蒲郡市民会館」。
このあたりは映画当時から埋め立てられたので当時の位置関係をイメージするのはなかなか難しい。
「東月亭」の従業員役として登場する塩沢とき。
彼女の話す「のんほい りん だら じゃん」という三河弁がとても上手だそうだ。(麻布田能久HPの管理人さん)
画面写真の下は「東月亭」の部屋から海を見たショット。埋め立て前はもっと海に近いところに建っていたことがわかる。